「FDAは知っていたけれど、これは聞いたことがない…」
アメリカ市場に参入した企業が、思わぬところでつまずくのが環境規制や州ごとの法律です。
代表的なものに以下のような規制があります:
- WEEE指令(電気電子機器廃棄物)
- RoHS指令(有害物質使用制限)
- California Proposition 65(発がん性物質の警告義務)
- CPSIA(米国消費者製品安全改善法):主にベビー・子ども向け製品
これらは商品や業種によっては登録やラベル表示が義務となり、違反があれば販売差止めや罰則の対象になります。
なぜ日本企業は見落としやすいのか
- 規制の対象範囲が広く、境界が曖昧なことが多い
- 州ごとに法律が異なり、全米共通ではないケースもある
- 通関時ではなく「販売後」に指摘されることがある
特にProp 65では、製品に微量の成分が含まれているだけでも「警告ラベル」が義務となる場合があります。これを怠ると、消費者から訴訟を起こされるケースもあり、実際に訴訟ビジネス化している例も報告されています。
アメビズドットネットの実務支援
- 商品の輸出前チェック(対象成分・構成部材など)
- 各種規制の適用判断と対応アドバイス
- Prop 65ラベル表示例の翻訳・英文化
- 州別規制への販売戦略コンサルティング
見落としがちな「地味な規制」こそ、早い段階でチェックしておくことが、アメリカ市場での信頼獲得につながります。
アメビズドットネットは、表に出にくいリスクまで含めた「実務に役立つ」サポートで、御社の米国展開を支えます。
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